みなさんおはようございます。かめきちです。
先日我が家のスミレの寄せ植えがついに開花期を終えて枯れてしまい、庭が寂しくなってしまいました(>_<)
そこで、某大型園芸店さんまで次に植えるお花を探しに行ってきました!(`・ω・´)
今年は極小輪ニチニチソウの「フェアリースター」を植えてみました!
病気にも暑さにも強いとのことで、うまく育ってくれると良いのですが・・・満開になるのが今から楽しみです(*^^*)
さて今回はこの頃から出始める害虫、イラガについてのお話をしたいと思います。
※この後は毛虫の画像が出てきます!苦手な方はご注意ください!
この時期、多くの毛虫が発生しやすいのですが、中でも厄介なのがイラガ(シナンタロウ)です。
イラガは毒の毛を持つ蛾で、雑食性なのでつかない木はないと言ってもいいほどどの木にでも生息していますが、中でも好むのが落葉樹です。
発生時期はおよそ6月~10月頃になります。
イラガの種類にもよりますが、カキ等のカキノキ科、サクラ・ウメ・カナメモチ等のバラ科、ヒイラギモクセイ等のモクセイ科、モミジ等のカエデ科、ヤマボウシやハナミズキ等のミズキ科等に発生しやすい害虫です。
写真は幼虫に食害されたヤマボウシの葉なのですが、このような葉を見つけたら決して素手で触らないようにしてください。(葉の裏にイラガがいる可能性があります)
イラガは卵→幼虫→繭→成虫へと成長するのですが、そのすべての状態で鋭い毒針を持っています。(死骸、繭の殻にも毒針があります)
刺されると電気が走ったように非常に強い痛みが生じます。
ですので、イラガがついている可能性のある木に触れる際は、厚手のゴム手袋、帽子、長袖長ズボンなど肌の露出しない格好を、幼虫等に触る際は割りばし・火バサミを使うようにしてください。
ですがやはり1匹ずつ手作業で駆除するのは難しいため、この場合は消毒(見つけ次第早めに)をされるのが安全でおすすめです。
落葉後の晩秋~冬はこのような硬い繭の姿で越冬します。
この繭を放っておくと、春に成虫になり葉に卵を産み付けるので冬の消毒(1月下旬~2月)や繭を取り除く(枝ごと切るか繭をはさみ等で潰す)などして対策をされるのがおすすめです。
※ちなみに私も入社するまで、手作業も含め自力でイラガを駆除していたのですが、ほとんどいなくなるまで数年かかりとても大変でした(>_<)
ご自宅の木に「イラガかも?」と思われる幼虫を発見してお困りのお客様、ぜひ河畠造園までご相談ください。
プロの職人に任せれば、自力での対策が難しい大量のイラガも高い木も安全に対策できますよ(*^-^*)
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